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猫飼いの為のお役立ち情報をうちの猫をもとに書いていきます

猫の去勢・避妊はした方がいい??メリットとデメリット

 

こんにちは、モサコです。

 

猫を飼った際に去勢・避妊するか迷いますよね。

 

結論から言いますと去勢・避妊はした方がいいです。

 

ではそれは一体なぜなのか、この記事では、去勢・避妊のメリットとデメリットを書いていきます。

 

 

猫の去勢のメリット

・病気の予防になる

・発情によるストレスがなくなる(マーキング・鳴き声)

・望まない繁殖をしなくなる

 

病気の予防になる

猫の去勢・避妊手術をすることによって予防できる病気がたくさんあります。

 

メスなら乳腺腫瘍、子宮内膜炎、子宮蓄膿など。

 

オスなら前立腺肥大、精巣腫瘍など。

 

そして両方かかる可能性があるエイズなどです。

 

去勢・避妊をすることによってこれらの病気にかかる可能性が低くなります。

 

発情によるストレスがなくなる

一般的に猫は年2回発情期があるといわれています。

 

うちのノワール(オス)は、秋と冬に発情期がくるようです。

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ノワール

オスはメス猫の発情した鳴き声や、臭いで発情しますがメスは日照時間で発情します。

 

メスの場合、発情が収まる期間は排卵するまで発情が続くので最大2週間苦しむことになります。

 

本能的に来る発情期を発散できないのは猫にとってストレスがかかりますよね。

 

また、猫はオスもメスも発情によりマーキング(猫スプレー)をします。

 

自分のテリトリーや、異性の猫に「自分はここにいるぞ」と主張するためにしているんですね。

 

普通の排泄でしたら座って排尿し量も多めにしますが、マーキングスプレーのおしっこは立った状態で量も少量です。

 

しかも、猫のマーキングの臭いはいつものおしっこに比べて強烈な臭いがします。

 

うちのノワールさんも2回ほど家でやっていたのでそれを見た瞬間早急に去勢しようと決めました。

 

また、オスもメスも発情期が来ると大きな鳴き声で「アオーーン」鳴きます。

 

私もこれには苦しめられました。

 

詳しくはこちらに書かれています。

 

ka222momi.hatenadiary.com

 

オス猫は特にメス猫を求めて外へ行きたがるので脱走のリスクや、性格が攻撃的になったりします。

 

ノワールさんも発情期はいつも甘えん坊な性格なのに、「ウーー」と唸りながらずっと家中をウロウロしています。

 

うちの猫は恐らく交尾の経験があったので去勢して1年以上経ちますが、「鳴き声」「外へ出ち衝動」がまだ完全には治っていません。(年々マシにはなっている)

 

しかし、去勢をすることでスプレーは完全にしなくなったので効果はあるといえるでしょう。

 

猫の去勢のデメリット

・繁殖できなくなる

・太りやすくなる

全身麻酔を受けるのにリスクがある

 

繁殖できなくなる

もし飼い主さんがもっと猫の家族を増やしたいという考えでしたら去勢・避妊はしない方がいいですね。

 

しかし、猫が大量繁殖して地域の人を困らせたり、飼育崩壊を起こしたり悲惨な状況をテレビでやっているのを見たことありませんか?

 

メス猫は生涯6~7回の出産をし、一回の妊娠につき2匹~6匹の子どもを産むそうです。

 

放置するととんでもない数になってしまいますね。

 

昔、私のおばあちゃんの家ではエリーという名前のメス猫を放し飼いしていたんですがよく妊娠して帰ってきました。

 

私は当時子どもだったので子猫の存在は嬉しかったのですが、残酷なことにその子猫たちはおばあちゃんに捨てられていました。

 

昔はそんな飼い方が普通だったんですよね。

 

去勢・避妊をしない方向で考えるのでしたら「多頭飼いはしない」「飼育崩壊はしない」「猫を外に離さない」といった方向性で飼ってください。

 

太りやすくなる

去勢・避妊するとホルモンのバランスが崩れて太りやすくなります。

 

ノワールさんも一時期太ったので、去勢・避妊後のケア用の低カロリーフードを食べさせていました。

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おデブになったノワ

低カロリーフードでしたら今までと同じ量を食べても太りません。

 


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また運動を増やしたり、おやつは控えめにするなど意識するといいでしょう。

 

一度太ってしまうとなかなか落とすのに時間がかかりますし、糖尿病になるリスクもあります。

 

全身麻酔を受けるのにリスクがある

去勢・避妊をするには全身麻酔をしますので、覚悟が必要です。

 

しかし、病院で麻酔に耐えられるかしっかり検査してもらえますので先生に大丈夫と判断されたら大体は安心していいと思います。

 

しかし、死亡する確率や後遺症になる確率は0ではありませんので同意書が必要になります。

 

可能性は低いとはいえ覚悟は必要でしょう。

 

去勢・避妊のタイミングは?

最短4ヵ月~6か月前後といわれています。

 

その猫の体調や病気などで変わるので動物病院の先生と相談してください。

 

子猫の状態で飼われている状況でしたら、早ければ早いほどいいと思います。

 

実家の猫のもみじさん(オス)は病院の先生と相談してなるべく早く去勢しました。

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もみちゃん

よって一度も交尾や発情の経験がないので、発情の兆候が一切ありません

 

一方、おそらく交尾の体験があるノワールは去勢しても発情の兆候が収まるのに時間がかっています。(特に鳴き声)

 

去勢・避妊の費用は?

手術費用はメスなら2万~3万5000円、オスなら1万5000~2万5000円かかるそうです。

 

メスのほうが少し高いです。

 

野良猫の保護をして去勢・避妊する場合、市区町村で助成金を出しているところもありますのでお住まいの地域のホームページを確認してください。

 

私の住んでいる地域もやっていましたが申請がめんどくさくてやめました笑

 

去勢・避妊手術の流れ

去勢・避妊の日程が決まったら、手術の前日の夜から絶食させてください。

 

あとは病院に預けて先生にお任せします。

 

オスの場合、切開して精巣を取り除く方法でおよそ15分で終了です。

 

メスは切開して卵巣、子宮を取り除く方法でおよそ15分~30分で終了です。

 

違う方法もあると思いますが大体そのような方法で、入院する場合もあれば日帰りで済む場合もあります。

 

その後抜糸をしますが、私の猫は「抜糸しずに自然に糸が抜けるものもあるよ」と教えてもらったのでそちらにしました。

 

自然に抜ける糸はおよそ3ヶ月でいつの間にかなくなっていました。

 

手術後の注意点

手術から帰ってきたら、麻酔がまだ抜けておらずヘロヘロになっているので安心できる場所を用意してください。

 

傷口が気になって舐めると思うので、化膿しないようエリザベスカラーをつけてください。

 

その日も麻酔が聞いているので絶食です。

 

次の日から水を与えて吐く様子がなかったら、少しずつご飯を与えてください。

 

まとめ

去勢・避妊のメリットは、病気の予防、発情の抑制、繁殖の抑制がある。

 

デメリットは繁殖できなくなる、太りやすくなる、麻酔のリスクがある。

 

総合するとメリットの方が猫さんの為になると思います。

 

麻酔のリスクは大きいですが健康で元気な猫さんなら何事もなく終えることの方が多いです。

 

去勢・避妊することで猫のストレスも人間のストレスもなくなりますし、少しお金を払ってでもすることをおすすめします。