ペットが亡くなったときの埋葬方法
こんにちは、もさこです。
私の愛猫である紅葉がこの世を去って1ヶ月以上が経ちました。
1ヶ月経っても無意識に視界の隅に入る袋が猫に見えたり、コタツの中に入れた足がふと何かに当たると紅葉じゃないかと思ってしまいます。
まだ紅葉がいない世界に慣れていません。
それでも亡くなった当初より少しは落ち着いてきました。
今回は愛猫が亡くなった際の埋葬方法を紹介したい思います。
紅葉が亡くなったときの記事↓
ペットが亡くなって何日以内に埋葬するか
大体ペットが亡くなって埋葬する期間は3日以内だそうです。
季節によって変わりますが、もちろん夏場は遺体が腐敗する速度が早まるので、保冷材を使用して涼しい場所に保管し、早めに埋葬するようにしましょう。
私の場合は完全に真冬だったので、腐敗の心配はありませんでしたが一刻も早く埋葬してあげたいと思いました。
埋葬してしまうと体はなくなってしまいますが、動かない紅葉が視界に入ると悲しくて仕方がないのです。
なので亡くなった当日の数時間後には手続きをして、翌日の夜には火葬してもらいました。
もし愛猫の死が近づいているのを感じたら、猫ちゃんをどう火葬するか家族で話し合う必要があります。
この話し合いは我が家では数年前から少ししておりました。
その時上がった選択肢がこちら。
埋葬方法
・自治体に火葬してもらう
・民間会社に火葬してもらう(合同か個別か)
・土葬
・はく製
自治体に火葬してもらう
お値段は自治体やペットの体重によって変わりますが、私の地域では2000円から受け付けていました。
値段を重視するならこの方法が一番安く済みます。
お住まいの自治体に連絡して持ち込んで火葬する場合は、合同火葬となり他の動物達と一緒に焼かれることになります。
しかし、一般ごみと同じ扱いになります。
いくら安く済むとはいえ大事な愛猫が生ごみと同じ扱いをされるのは嫌なのでこの選択は我が家では却下しました。
民間会社に火葬してもらう
私は民間会社に火葬してもらうことにしました。
この方法が一番値段が張りますが、丁寧に火葬・埋葬することができます。
民間会社はたくさん存在するので私は愛猫の介護をしている間になんとなく選んでおきました。
悲しみに溢れている中葬儀会社を探すのは辛くて仕方がないと思いますので、愛猫が亡くなる前に会社を見つけておくことをおすすめします。
余裕がある人は実際に会社に連絡し、見積もりを取ってもらいましょう。
亡くなってからでも見積もりを取ることは可能ですが、私は精神的にいろんな会社へ連絡する気力がありませんでした。
様々な民間会社がありますが主にペットを持ち込んで火葬するか、ペットを引き渡し自宅で火葬してもらう方法があります。
またペットの大きさによって値段が変わり、大きければ大きいほど値段が高くなっていきます。
大体民間会社の火葬プランは3つほどあり、合同・個別・個別立ち合い火葬があります。
合同火葬 ペット霊園・訪問火葬車
1人で逝かせるのが可哀そうなので、他の動物達と一緒に旅立って欲しいと思う人におすすめの方法です。
合同は自治体と同じように他の動物と一緒に火葬することになり、遺骨も返ってきません。
しかし自治体と違うのは、慰霊碑などがあるのでしっかり埋葬してもらい、家族もそこへ通うことができます。
そうなるとお住まいの地域のペット霊園が一番いいですね。
訪問火葬車になると慰霊碑があるかは会社によって変わると思います。
価格はペット霊園の方が設備が揃っている為、訪問火葬より高めになるようです。
個別火葬
個別火葬は自分のペットだけが火葬され、遺骨を引き取ることができます。
私は家族全員が仕事をしており、同じ時間帯に揃うことが難しいので自宅に来てもらえる訪問火葬車で遺骨を引き取る個別プランにしました。
遺骨を引き取った理由は、ずっと一緒にいたいから。
完全にエゴです。
訪問火葬車はこんなかんじ↓
とても大きな車なので、自宅の敷地内で行うのでしたら駐車場などの広めの敷地が必要になります。
敷地がない場合は、自宅近くの火葬できるような場所へ移動することが可能だそうです。
私が火葬してもらったのはペット火葬ハピネスという会社。
公式サイト↓
ペット火葬・葬儀はハピネス ¥7,700~ご訪問 霊園埋葬・供養も可 (petkasou-happiness.com)
値段は7700~とあるので安くつくかな?と思いましたが骨が欲しかったので個別プランにしたら最終的に28000円かかりました。
ネットでは安く謳っていますが、リアルな見積もりをしたらこの値段になるのでしょう。
紅葉はお花と一緒に火葬され、立派な骨壺に入れて渡してもらえました。
他の会社と比較することはできませんが、ここでやってもらって良かったです。
17時以降も対応しているし(プラス深夜料金)電話対応も良く、家の横で火葬してもらったので待っている間家族でご飯を食べながら紅葉の思い出についてゆっくり語ることができました。
まるで人のお葬式みたい。
「火葬した直後御覧になりますか?」
と聞いてもらえ、最後の紅葉の姿を目に焼き付けたいと思い見ることにしました。
変わり果てた姿の紅葉を見るのはショックでしたが、悲しみに溢れていた気持ちが少し落ち着きました。
見たくない場合は骨壺に丁寧に入れて渡してくれます。
個別立ち合い
一番お値段が高くなり人のようにとても丁寧に火葬してもらうことができる方法です。
ペットの大きさによりますが相場は20000円~くらいからになります。
立ち合いというのは、火葬後のお骨上げをすることができるというものが基本。
人のように業者の人と一緒にお骨を壺に入れます。
私は立ち合いは無しにしたので、企業の人が綺麗に骨壺にいれた状態で渡されました。
それに加え企業によってセレモニーを行ったり骨粉したりと、自分のしたいことができるようになっています。
土葬
小さい動物ならば自分の敷地内に埋めるのもありだと思いますが、中型の動物からはおすすめできません。
現代ですと、自分の敷地内とはいえ腐敗臭で近所迷惑になったり野生動物が掘り返す危険性があります。
ずっとそばに居たいという気持ちから私も敷地内に土葬しようかと考えましたが、それらの理由から却下しました。
それほど田舎ではないのですが、きつねがたまにうろついていることがあるのです。
もし掘り起こされて愛猫の悲惨な姿を見ることになったらと思うと・・・とんでもないです。
私が小学生の頃田舎の祖父の家の猫が亡くなった際に、家の裏庭に土葬したことがあります。
実際腐敗臭があったことや、野生動物に掘り起こされたことはありませんでしたが現在はその場所は駐車場になっています。
はく製
我が家の紅葉がまだ健在だった頃、冗談交じりでこの案が上がったことがありますが死期が近づくにつれてその案は出ることはなくなりました。
実際に考えると、動かない紅葉は私にとっては紅葉ではないし体が存在しているのが「何故動かないの?」と思い余計悲しくなりそうな気がするからです。
鳥類でしたらはく製にする人はいるのかな?と思いますが、少数派だと思います。
費用も10万~かかってくるようです。
その場合、亡くなった直後にすぐ冷凍して保存するのが良いそう。
詳しくははく製を製作する会社HPをご覧ください。
犬猫や鳥などペットの火葬儀 関西のはくせいアートかわはし (hakusei.net)
火葬後
火葬することで悲しい気持ちで溢れていた気持ちが少し収まり、整理することができました。
火葬するということは、残った人の心を整理する意味もあるのだと思います。
もらった骨壺は、写真を用意して一緒に飾りました。
我が家は手を合わせて祈りはしませんが、視界に入ると寂しいような安心したような気分になります。
せっかく骨があるので、私はカプセルやアクセサリーに入れて手元に置いておこうかと思います。
アクセサリーやキーホルダーは、骨を入れるカプセル状の物と実際に骨を使って作るものがあります。
カプセル状の物の方がもちろん安価ですが、オーダーメイドで作る場合は10000円~するでしょう。
参考サイト↓
ペットの遺骨アクセサリー・ジュエリー・指輪 | ISSHONY(イッショニー)
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