平成生まれの私が感じていた幼少期の不満 昔の猫のイメージ
こんにちは、もさこです。
ここ近年猫ブームが来てますね。
私は幼少期から猫が大好きでしたが、その頃は犬の方が圧倒的人気でした。
犬と猫ってなんか比べられませんか?
犬派?猫派?なんて質問聞かれたことないですか?
私は猫が好きという話を友達にすると、「私は犬派だよ」という返事が圧倒的に多かったです。
今も多いと思いますが。
おまけに「猫なんて〇〇」と悪口いわれ、悲しい気持ちになったりもしました。
世間の猫の立場って昔はどんな感じでしたか?
私はどっちが人気か?というのを意識するあまり、猫の立場って可哀そうなものが多かったイメージがあります。
「そんなことないよ」と思った方もいるかもしれませんが、ここからは個人的な意見ですので寛大な気持ちを持つ方のみお読みください。
では、この記事では私が幼少期のころ猫が好きなあまり、不満に思っていた世の中の猫へのイメージを紹介します。
番組編
昔やっていたテレビ番組「ペット大集合ポチたま」知っている人いませんか?
今やっている有名な動物番組は「志村動物園」ですが2019年まで放送されていた、ペットを中心にしたテレビ番組です。
ラブラドールレトリバーの「まさおくん」がとっても食いしん坊で旅をすると必ず人間の食べ物を横取りしていました。
私はその番組が好きだったのですが、もうほとんど出てくるのは圧倒的に犬!!
「タマ」はいつでてくるの?まだ??
ほんとたまにしか出てきてくれなかったです。タマだけに。
何故番組名が「たまポチ」ではないのか?とすら思っていましたね。
別にいですよね?「たまポチ」でも。
なぜ「きょうのにゃんこ」ではないのか。
「きょうのにゃんこ」はたまにやっていたらしいですが犬に比べて圧倒的に少なかったと思います。
やはり犬は人気だったのです、猫よりも。
あ、ちなみに私は犬も好きですよ。
というか生き物は全般的に好きです。
でも猫と犬を比べる風習が多いあまり、犬が嫌いじゃないのにライバル意識していました。
ほんと勝手に動物の優劣をつけるなんて、おこがましいですよね。
でも幼少期の話なので許してください笑
童謡編
幼少期に私が不満に思っていた童謡「いぬのおまわりさん」という歌。
犬がおまわりさん役なのは分かる!
だって犬は警察犬として活躍していますもん。
ではなぜ題名は「泣いてばかりいるこねこちゃん」ではないのか、そして「困ってしまってわんわんわわーん」なんて・・こねこちゃんが困らせているだけの歌じゃないですか。
「こねこが迷惑をかけて犬が困っている」という歌ですよね。
せめて、こねこちゃんのお母さんを見つけて終わりという歌にしてほしかったです。
次に私が好きではない歌「ねこふんじゃった」という歌。
この曲はピアノ触る人ほとんどの人が弾けますよね。
子どものころはよく弾きませんでしたか?
この曲、今思えばきっと猫が好きな人が童謡として作ったんだと思いますが、幼少期の私はそうは思えませんでした。
「ねこふんじゃった」の歌詞にこんなのがあります。
以下の歌詞は「猫を踏んずけたら引っ掛かれた」という内容の次にきます。
「わるいねこめ つめをきれ」
「やねをおりて ひげをそれ」
猫は自分で爪なんか切れません。
ひげなんて剃ったらバランス取れなくなんてしまうじゃないですか!!
そんなことを要求するなんて許せない。
おまけに次の歌詞「ねことんじゃった ねことんじゃった ねこおそらへとんじゃった」
猫が空へ飛んでいくんです。
これ歌詞の流れからして、飛行してるわけじゃなくてびっくりして空へ飛びあがったという意味ですよね。
「ふわりふわりくものうえ」って・・すごい高いじゃないですか、着地できないじゃないですか、死んじゃうじゃないですか。
「ねこすっとんじゃってもうみえない」「ねこグッバイバイ ねこグッバイバイ」
この歌詞小さいころの私には猫=死の歌 と解釈してしましました。
だってこんな猫のイメージしたら死しかなくないですか?
まぁ童謡なんで、ファンタジーの世界なんですがね・・。
でも最後は「あしたのあさ おりといで」
と言っているので死んだわけではないことが分かります。
にしてもひどい、この扱い。
猫に対してのこの扱い。
正直今でも好きじゃない笑
十二支編
みなさんは十二支の物語がどんな内容か知っていますよね。
神様が元旦の日に、「山てっぺんにたどり着いた動物を順に十二支とする」と言ったので動物達はそれぞれ山に向かうお話です。
この物語に出てくる猫は、ネズミにその元旦の日を「集まる日は2日だよ」と嘘を吹き込まれて日にちを間違ったことで仲間に入れてもらえなかったという悲しい結末を迎えるのです。
かわいそうです。
許せません。
しかもネズミは「自分は遅いから早起きして、早く出発する」と言った牛の上に乗って寝た挙句の果てに牛がたどり着く直前に飛び降りて、一番早くたどり着くという・・。
普通この手の物語は教訓といてネズミに天罰が下るハズなのにお咎めなしです。
普通に「ずるがしこいネズミ」で終わりですし、実際に十二支では一番ですよね。
もし猫年があったらなりたいですね、猫年に。
猫年になりたい人は多いと思います笑
招き猫みたいなかんじで縁起がよさそうじゃないですか?
というかそのような十二時の猫の話を題材にしたアニメがあります。
「フルーツバスケット」というアニメで、私が思っていた十二支の猫への悲しみを救ってくれるお話です。
★
十二支というのをピックアップした話なので猫がたくさん出てくる話とかではないのでご了承ください。
2021年にアニメが新しく放送して完結しました。
面白いですが、ちょっとドロドロした鬱展開が多々あります。
アニメ編
そう世界的に有名な「トムとジェリー」
猫とねずみのキャラクターのお話なんですが、圧倒的に猫のトムがひどい目に遭うんですよね。
確かに猫がねずみを捕食しようとする猫の話なので、ネズミのジェリーが負けてしまったら食べられておしまいになってしまうからわかるのですが、ひどい。
あんなに長々とトムがひどい目に遭う話作らなくてもいいじゃないですか。
そして、たまに出てくる犬はいつもジェリーの味方でトムをコテンパンにしています。
私は子どもたちがジェリーを応援する中でトムの方を応援していました。
たまにトムの方が救われる話があると嬉しかったものです笑
大人になってみるとトムとジェリーの歌に「仲良く喧嘩しな」という歌詞があるのでこの2人は仲良しなんだなって思えますがね笑
海外でも猫が置かれているイメージってあまり良くなかったと思います。
ディズニー映画はよく動物が登場します。
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「わんわん物語」はもちろん犬が主人公なんですが、これに出てくる猫はとっても意地悪なんです。
金魚を食べようとしたり、部屋をぼろぼろにしてその罪を犬に擦り付けるというひどい猫として表現されています。
一方同じディズニー映画の「おしゃれキャット」はよかったですね。
悪者は人間で、登場する猫はねずみを襲ったりしませんでしたし、犬もギャグキャラとしていい味出していました。
日本のアニメでは猫を主人公としたものが意外とありますし、人気ですよね。
そう、日本代表のアニメ猫「ドラえもん」です。
ドラえもんはロボットですが猫型ロボットなので良いでしょう。
猫らしさはあまりありませんが笑
「ノンタン」とかも有名ですね、保育園には絶対「ノンタン」の絵本があるはずです。
「三丁目のタマ」知っている人いますか?
このアニメの猫見た目だけではなくはしっかり猫らしく表現されていて、犬も出てくるんですが主人公の猫の親友として活躍しています。
私はこのアニメが大好きだったのと同時に、「主人公が犬じゃないなんて!」と驚いていました。
犬も猫も登場していて、猫が主人公なのがすごく珍しかったです。
こうやって見てみると日本のアニメの猫はいいキャラが多いですね。
映画編
海外の映画ではよく猫って悪者にされていませんでしたか?
例えば動物が主人公の映画「ベイブ」
かわいい子ブタが主人公で、農場で活躍する話なんですがこれに出てくる猫は非常に意地悪でブタちゃんをいじめようとするのです。
この映画には犬も出てくるのですが、とっても優しく人間の役にたったり物語の重要なキャラクターとして表現されています。
一方猫の方はただの意地悪な猫、一番悪い奴でもありません。
この手の猫を悪者にした映画は数多くありました。
幼少期の私はこれが悲しかったし、悔しかったんです笑
でもそんなこと言ったら、オオカミやキツネなんかも猫より悪者扱いされている話が多いですよね。
現代の猫の人気
現代になると結構猫のキャラクターが増えて、CMや番組でも活躍していますよね。
テレビでよくやっているアニマル映像も猫がとても多くなりました。
ペットショップでも昔は猫は2,3匹しかいなかったのが最近増えてきました。
言い方悪いですが需要が増えて人気になったということですよね。
昔は本当に圧倒的犬が多かったんです。
私はこれが本当にうれしいです。
猫の良さをみんな分かってくれたような気がして・・。
まぁ猫にとってはそんなの知ったこっちゃないし、大きなお世話でしょうがね笑
私が勝手に思っているだけです。
でも、現在でも「犬か猫どっちが好き?」となるとやはり犬が多いようです。
2017年以降から初めて猫が犬の飼育数を上回ったという結果がでましたが、実際は猫の頭数は横ばい。
原因は犬の飼育頭数が減少していることにあるようです。
コロナの関係もあるのかな?
好きなのは犬の方が割合は多いのに、飼育頭数は猫の方が多いって不思議ですよね。
猫は散歩が不要なので「飼いやすい」というのが背景にあるのでしょう。
やっぱり昔とは変わりましたよね、猫の人気具合が。